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アピドラ

最近新しく出たインスリン、「アピドラ」をとりあえず使ってみました。
 
アピドラは、超速効型で、
「ノボラピッド」や「ヒューマログ」と同じカテゴリーの
追加分泌(ごはんを食べるとき)用のインスリンです。
他の二つに比べ、立ち上がりが早いとのことでしたが…。
 
何本か使ってみて…、
ともまる的にはラピッドよりは完全に早いと思いますが、
ログと比べると少し早い程度って感じです。
 
他の患者さん方はどうかわかりませんが、
ともまる(のようなインスリンの効きが悪く、たくさん射たないといけない患者さん)には
(アピドラに変更するよりも)「分割射ち」(※)のほうが効果があるのでは…と感じました。
(※)たとえば20単位を射つときに、目盛りを20に合わせて1回で射つのではなく、
5単位を4回に分けて(4ヶ所に)射つ
 
 
ともまる一人ですらちゃんと人体実験(笑)したわけではなく、あくまで「とりあえず」の感想ですし、
効果は人それぞれだと思いますので、主治医とご相談の上決定してください。。。

基礎インスリンあれこれ

ほんの数年前まで、
基礎インスリンとしてよく使われていたのは「N」だけだったわけですが、
「ランタス」「レベミル」と新製品が出てきて、選択肢が広がりました。
すべて使用してみたので、ともまる的インプレッションなんぞを。。。
 
< N >
・使用する前によく振ってまぜまぜしないといけない
・だいたい12時間くらいで効果が切れてしまう
・他の2つと比べ、ピークが大きい
 
< レベミル >
・Nよりは長持ちするが、24時間はもたない
・N程ではないが、ピークがある
・針をつけっぱなしにして保存していると、目詰まりの確率がかなり高い
< ランタス >
・24時間かなりフラットな感じ
・ソロスター(使い捨て)なので高い
・注入器が使い捨てタイプの中では一番いい
 
 
普通の患者さん的には第一選択は「ランタス」なのでしょうが、
「N」や「レベミル」のようにピークが(ほぼ)ないため、
「ランタス」だと配達時に低血糖を起こすことたびたび。
(大したことないレベルだし、ジュースの自販機は腐るほどあるからだいじょうぶだけど)
ピークがあることが逆に利点になってたり。
脂っこいもんよく食べてるし。。。
 
というわけで、いまのところともまる的には「レベミル」がいちばんあってるかな。。。
 
 
 

高インスリン血症

先日の診察で、8月の血液検査の結果を聞いたわけですが、
インスリン濃度が、49μU/ml もありました。
通常が3~18ですから、3倍くらい?
 
ともまるの膵ベータ細胞からインスリンはほとんど出ていませんから、
(空腹時Cペプチド:0.3ng/ml)
「注射しているインスリンで高インスリン血症」ということのようです。
 
「高インスリン血症」は、今すぐ何か体が悪くなるとかではないけれど、
そのままにして10年以上たつと動脈硬化など血管に大ダメージを与えてしまうようで。
 
インスリン代も馬鹿にならないし、
治療が逆に体にダメージを与えているってのはいかがなものか。
 
少しづつでもインスリン抵抗性を下げていかなくては…
てことはやっぱり「痩せろ」ってことなんですね。。。(涙)
 
 

海外旅行とインスリン

ま、ともまるは初めて海外に行ったわけですが、
その際気をつけたことや感じたことを書いてみたいと思います。
 
 
1)主治医にディスポーサブル(使い捨て)タイプのインスリンと、
 英語の糖尿病カード(もしくは診断書)を処方してもらう

  ふだんノボペンやヒューマペンにインスリンカートリッジを収納して使用している人は
  旅行中落としたりなくしたり盗まれたりしてもいいように、
  注入器とインスリンが一体になったフレックスペンやキットを多めに
  (使用予定量の倍くらい?最低1種類につき2本)処方してもらいましょう。
 
2)インスリン使用者であることを搭乗手続きの際に申告
  ともまるの場合は事前に旅行会社の人に言っておいたので、
  かわりに添乗員さんがやってくれました。
  いちお、凶器になりうる針を持ち込むわけですし。
 
3)インスリンはすべて機内持ちこみで
  スーツケースなどに入れて預けてしまった場合、
  上空1万メートルでは気温がマイナス50℃にもなって凍ってしまい、
  溶けても効力がなくなってしまいますので。
 
4)ファスナーつきビニール袋(ジップロック)を何枚か用意しよう
  基本的に液体に関しては機内に持ち込めないため、
  持ち込みたい場合はファスナーつきビニール袋に入れる必要があります。
  詳しくはこちら
  ※インスリンは「入れなければならない」わけじゃないけど、
  余計な手間は増やしたくないですから。
 
5)注射針・血糖測定用穿刺針を持ち込む場合は必要最小限に、残りはスーツケースへ。
  搭乗手続きの際、受付のお姉さんに言われましたので。
 
6)飛行機から降りたら(ホテルに着いたら)インスリンを2つに分ける
  そうならないに越したことはありませんが、
  落としたりなくしたり盗まれたりしてもいいように
  2つ(2ヶ所)に分けておいたほうがいいでしょう。
 
7)脂っこい食事の時には食後に血糖測定してみる
  脂肪分による血糖上昇遅延が起こりやすいので、もしそうなら追加射ち。
  
※5)ですが、ともまるの場合は搭乗前に一度そのインスリンを使用し、
注射針を外さずにキャップをして機内に持ち込みました。
残りの針はスーツケースへ。
一度使用するので、その針に不具合がないことを確認できますし、
詰まってしまうことはめったにないですし。
 
 

6+6≠12

今回は、少食というか、ちゃんと摂生している方々にはあまり関係のない(笑)お話です。
DM患者のくせに大食い(汗)なので、食前に10~20単位くらい(え?/何)のログを射っています。
ともまるの場合、食後2時間では正常値に戻っているのですが、
食後1時間くらいの血糖値が一番高く、大体200~高いときには300近くまで上がってしまっていました。
先日、ログのキットの残りが少なかったので、残りと新しいキットと、2回に分けて射つことにしました。
(大体同じ量/6単位+7単位だったかな?)
すると食後1時間値が180くらいで納まっていたのです。
あれ?と思ってその後何度かわざと分割して射ってみたのですが、いずれも200越えはしていません。
 
そのことから、
 
一定量以上のインスリンを射つと本来の効きよりも遅くなる
 
ことがわかりました。
カレーを食べているのにログだけで対応できているのはこういうことだったんだと。
データ不足で何単位以上射ったら遅くなるのかはまだわかりませんが、
血糖値の上下の差をなるべく少なくする方法が見つかったことで
一歩前進できたような気がします。

新血糖測定器登場

前回の診察より、血糖測定器が「アキュチェックコンパクトプラス」に換わりました。
そこで何日か使ってみた感想を…。

アキュチェック

アキュチェック2

まず、毎回測定チップの交換をしなくてよくなりました。
17回分のチップが円筒状のドラム内に収まっていて、
(電源スイッチを入れると)測定の際モーターが動いて
自動でチップが本体から出てくるようになっていますし、
また測定後もう一度電源ボタンを入れると自動で排出されるようになっています。
毎回いちいちチップを包装から出さずに済むのはかなり大きいです。
その分本体の厚みがあります。
測定に必要な血液量も少ないですし、結果もだいたい5秒くらいで出ます。
また、300回分のメモリー機能があって(グルコカードダイアメーターαは120回分)、
しかもメモリーを呼び出す時に「新しいほうから順に古い方へ」だけでなく逆順にもできますし、
(食前/食後それぞれの)平均や最高最低値も出せるようになっています。

穿刺器具は本来セットに入っている「ソフトクリックスプラス」のはずですが、
(「ソフトクリックスプラス」は本体と一体化できます)渡されたのは「マルチクリックス」でした。
これも6回分の穿刺針のカートリッジを差し込んで、毎回交換せずに済むタイプのものです。
で、穿刺針は使い捨てと思いきや、何回でも使えます(もちろん説明書には書いてありませんが)。

前回使っていた測定器はシェアが大きいということで使っていたらしいのですが、
現時点でたぶんこれが一番いいだろうということでの採用になったようです。
血液がちゃんとチップ内に入ったか見にくいとか、電池(単4×2)の消費が激しそうとか、
(自宅での使用はいいのですが)外出時血液の付いた使用済みのチップをどうするか
(以前は元の包装に差し込んでいましたので)という問題などはありますが、
基本的には気に入っています。
先生、どうもありがとうございます。

さぁて、使わなくなったグルコカードのチップ100回分、どうしよう?(笑)

注入器あれこれ

ともまるはいままでに4種類の注入器を使っていますが、
ここで4種類の違い(利点・弱点)を書いてみました。
  
《ノボ ノルディスク ファーマ》 
 
フレックスペン
 ・リリーのキットのように単位設定ダイヤルを1度引っ張ってから回して単位設定するのではなく、
  注射量を増やすときも減らすときも回すだけなので簡単。
 ・注入ボタンを押したとき単位設定ダイヤルのところが回りながら入っていく(デミペンも同じ)ので
  真上から押さないと親指がダイヤルに引っかかって注入しにくい
 ・単位設定のときのラチェットが注入時にも働く(1単位ごと)ので
  注入時「カチッ・カチカチカチカチッ・カチカチッ」のようにぎこちないし、ほかのペンより強い力が必要
 
ノボペン 300 デミ
 ・なんといっても 0.5単位で射てる!
 ・単位設定時、回しすぎたときには注入ボタン側を下に向けて本体とインスリンホルダーを
  反対に引っぱったまま、注入ボタンを台などに押し当てて押し込む必要がある。
 ・単位設定のときのラチェットは設定時にしか働かない(注入時はすごく細かいラチェット)
  ので注入がスムーズ。軽い力でOK。
 ・本体が重い。その分重厚感というか安心感もあるが。
  ただ、使い捨てでない分、落としたり濡らしたりしたときが心配。
  
イノレット
 ・大きなダイヤル式でとにかく簡単。
 ・かさばるので持ち運びに不便。
 
《イーライリリー》
  
キット
 ・単位設定時ダイヤルを一度引っぱってから設定しないといけない
 ・注入時、前半と後半で注入に必要な力加減が変わるのはいかがなものか
 ・注入ボタンにばねらしきもの(?)がついているので最後まで完全に押し込まないと
  単位分注入されないが、ノボのペンと比べるとちゃんと単位分入っている気がする
  (注射し終わって抜いたとき、針先にインスリンのしずくが残っていることが少ない)
ともまるのお勧めはやはり「ノボペン300デミ」ですね。
0.5単位を注入できるのはこれだけですし。

高血糖の記憶

今回はちょっとどころぢゃなく怖いお話しです。
血糖コントロールの指標となる「HbA1c」は
赤血球のヘモグロビンというタンパクと糖が結びついたもの(糖化反応)です。
高血糖状態だと、糖はヘモグロビンだけでなく、
そのほかのタンパクとも結びつくことになり、
それが合併症の原因になっているのではないか
という研究がされています。

赤血球の寿命は120日と短いので4ヵ月以前の高血糖の影響は消されてしまいます。
しかし代謝回転の遅いタンパク質は糖化反応を受けた後、
さらに後期糖化反応で AGE (糖化最終産物)をつくります。
AGE の研究はまだ始まったばかりですが、
高血糖の影響が少なくとも4~5年、あるいはそれ以上長く後を引くということです。

こちらに詳しく書かれています。
この記事を読んで、「気を抜かずコントロールに励み続けなきゃ!」
と思うともまるなのでしたぁ~(今日のわんこ風味)。

トリビア?

インスリンの1単位って、
約 2 kg の 24 時間絶食ウサギの血糖を 3 時間以内に痙攣レベルにまで下げうる量
なんだそうで。
ぉぃぉぃ、人間とは関係ねーのかよ(笑)!

食事とインスリンの関係

食事前に血糖値を測ってインスリンを打ちますが、
ともまるの場合はどうやって決めているかというお話しです。
いまのところノボラピッド30mix(超即効型3:中間型7) とヒューマログ(超即効型)で、
中間型部分を基礎分泌、超即効型部分を追加分泌分として考え、
下の法則を参考に決めています。
500ルール1800ルール
○500÷1日の総インスリン単位=超即効型1単位に対応する炭水化物量(グラム)
○1800÷1日の総インスリン単位=超即効型1単位で下がる血糖値
血糖値を上げる要因になるのはカロリーではなく、大体が炭水化物だというのは
インスリン注射されている方ならご存知の方も多いと思います。
なので注射量は、カロリーではなく炭水化物の量(+α)で決めています。
私は1日に全部で約50単位ほど打ちますから、炭水化物10グラムで超即効型1単位。
超即効型1単位で36mg/dl下がる計算になります。
そういう意味では炭水化物量が表示されているコンビニ弁当も捨てたもんじゃないな、と。
この法則は下記のサイトに詳しく載っています。
インスリン/炭水化物 レシオ

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