海外旅行とインスリン
ま、ともまるは初めて海外に行ったわけですが、
その際気をつけたことや感じたことを書いてみたいと思います。
1)主治医にディスポーサブル(使い捨て)タイプのインスリンと、
英語の糖尿病カード(もしくは診断書)を処方してもらう
ふだんノボペンやヒューマペンにインスリンカートリッジを収納して使用している人は
旅行中落としたりなくしたり盗まれたりしてもいいように、
注入器とインスリンが一体になったフレックスペンやキットを多めに
(使用予定量の倍くらい?最低1種類につき2本)処方してもらいましょう。
2)インスリン使用者であることを搭乗手続きの際に申告
ともまるの場合は事前に旅行会社の人に言っておいたので、
かわりに添乗員さんがやってくれました。
いちお、凶器になりうる針を持ち込むわけですし。
3)インスリンはすべて機内持ちこみで
スーツケースなどに入れて預けてしまった場合、
上空1万メートルでは気温がマイナス50℃にもなって凍ってしまい、
溶けても効力がなくなってしまいますので。
4)ファスナーつきビニール袋(ジップロック)を何枚か用意しよう
基本的に液体に関しては機内に持ち込めないため、
持ち込みたい場合はファスナーつきビニール袋に入れる必要があります。
詳しくはこちら
※インスリンは「入れなければならない」わけじゃないけど、
余計な手間は増やしたくないですから。
5)注射針・血糖測定用穿刺針を持ち込む場合は必要最小限に、残りはスーツケースへ。
搭乗手続きの際、受付のお姉さんに言われましたので。
6)飛行機から降りたら(ホテルに着いたら)インスリンを2つに分ける
そうならないに越したことはありませんが、
落としたりなくしたり盗まれたりしてもいいように
2つ(2ヶ所)に分けておいたほうがいいでしょう。
7)脂っこい食事の時には食後に血糖測定してみる
脂肪分による血糖上昇遅延が起こりやすいので、もしそうなら追加射ち。
※5)ですが、ともまるの場合は搭乗前に一度そのインスリンを使用し、
注射針を外さずにキャップをして機内に持ち込みました。
残りの針はスーツケースへ。
一度使用するので、その針に不具合がないことを確認できますし、
詰まってしまうことはめったにないですし。
我が家も インスリン&ランセットを2セット用意し 娘&私で持ちます。
主治医にお願いして インスリンを必要としているという証明書を頂きます。
今まで航空会社には何も言わず 持ち物検査でも注意を受ける事はなかったのですが・・・・
今は搭乗する際の約束事もあるので 考えた方が良さそうですね。
ちょっと愛犬の手術の事で 気持ちがブルーになっていましたが
ハワイの記事を読み 気分がアップしてきました~。
>>プルメリアさん
インスリンのことを申告したのは、成田→ホノルルの時だけで、
それ以外は何も言いませんでしたし、突っ込まれることもありませんでした。
昨年のヒースロー空港の事件より原則液体が持ち込めなくなったので、
指摘されたくなかったらインスリンはジップロックに入れて持ち込むといいのではないかと思います。