軌跡 [その2]

一瞬にして5歳→大人になった(笑)ともまるですが、当然喜んでいられるわけもなく、
「これからどうなるんだろう」という恐怖心に打ちひしがれながら、抜糸のあと内科に回されました。
 
「とりあえず1日2食はやめてちゃんと3食摂るかわりに、
大体でいいですから1日1800kcalくらいに抑えてください」
「治療法としては1日2回の飲み薬とインスリン注射があります。
飲み薬は膵臓内のβ細胞というところを刺激してもっとインスリンを出させるようにします。
インスリン注射はおわかりの通り外からインスリンを注射で補ってあげるものです。
いまのともまるさんのβ細胞は、いままで高い血糖値をかなりがんばって下げようとしていたため、
疲れてインスリンが出にくくなっている状況です。
血糖値が高くなるとインスリンが体内で効きにくくなるため
さらに血糖値が上がってしまうという悪循環になってここまで悪い状態になってしまいました。
というわけなので飲み薬だと疲れているβ細胞に
さらに鞭打ってがんばらせることになるのであまりお勧めできません。
インスリン注射は最終手段だという考えの人が多いですが、
インスリンを外から補ってあげることでβ細胞を休ませることができ、
インスリンが体内で効きにくくなる悪循環(糖毒性)を断ち切ることができるんです。
β細胞が休息をとって疲れが取れてくればまた元気にインスリンを分泌してくれるようになります。
そうすれば注射をやめることも十分可能ですよ。」
「ただ、注射の場合は注射量を決めるため、食事の指導などで
1週間くらい入院してもらうことになります。どうされますか?」
 
当時の病院の先生(たぶん30代後半/今の主治医とは違います)は、こんなことを言っていたと思います。
 
そこで、
「それなら注射をしたほうがいいんだろうけど、
仕事が仕事なので休みの都合上すぐに入院というわけにもいかないので、
都合がついたら入院するけど、それまではとりあえず飲み薬で…」
と答え、「アマリール」を処方され、飲んでいました。
 
確か休みの都合がついたのは3週間後くらいで、入院してインスリン治療をすることになりました。
 
 
 
[その3へ]

  1. 飲み薬はインスリン分泌を促し、足りない分をインスリンで補うのですか?
    って事は自己分泌も1型の方より多いのでしょうから 
    インスリンの単位も難しそうですね。
    これもやっぱり慣れなのかな?

  2. >>プルメリアさん
    薬(SU剤/血糖降下薬)と注射を同時に処方されることはたぶんないはずです。
    併用するなら、その分インスリンを射てばいいですし、そのほうが膵臓を休ませられますから。

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