軌跡 [その5]

ともまるがインスリン離脱したのは、
年が改まり2002年のはじめごろで、HbA1cは6.0でした。
その時の血液検査ですが、血糖値・HbA1cだけでなく、
ついでに肝機能などの一般の健康診断で行うような血液検査も追加して検査したのですが、
ビリルビンの数値が正常値よりかなり高めでした。
それまでかかっていた病院ではこれ以上調べられないとのことで、
某大学病院を紹介してもらい、詳しい検査+糖尿病のほうもそちらで診てもらうことになりました。
 
その大学病院では、(1)ビリルビン高値の診断、(2)糖尿病の治療、
そして(3)時々ぼーっとするというか、「自分が自分でないような感じ」があったので、
神経内科に…というわけで、3つの科を同時進行で受診しました。
 
まず(1)ですが、何回かの血液検査と腹部エコー検査で、癌などのやばい病気ではなく、
「自己免疫性肝炎の疑い」があるとの診断でした。
抗体値がこれ以上高くなったら太い針を肝臓にさして組織を採って調べないとならないが
いまのところは経過観察で様子を見ましょうとのことでした。
 
(2)ですが、経口ブドウ糖負荷試験(甘ったるいジュースを飲んで、30分・1・2・3時間後の血糖値を測る)
を行いました。確か2時間と3時間後に200をちょっと切るくらいだったと思います。
通常より体内からインスリンが出てくるのが遅めだとのこと。
そして同時に血中CPR検査(自分の体内からどれくらいインスリンが分泌されているかを調べる)を
行ったと思うのですが、「普通の人の3倍くらい出てますね」と言われびっくりしました。
それだけインスリン抵抗性(体内でインスリンが効きにくい状態)が大きかったのだと思います。
その後HbA1cを測ったのですが、4.8 まで下がっていましたので、
「一応もう通院はしなくてもだいじょうぶですが、暴飲暴食をするとすぐにまた
悪くなりますから気をつけてくださいね」と言われました。
 
(3)ですが、脳波を取ったり、頭部MRIや、神経伝達速度を調べたりしましたが、
特に異常は認められませんでした。
今から考えると、笑ってしまうような理由(たぶん)なのですが、
その当時は真剣に「なんだろう?」と考えていました。
その後しばらく病院に行くこともなくなり、その症状もおさまったのですが…。
勘のいい人ならわかるかもしれませんね。
 
そう、低血糖症状です(汗)。
 
かなり食事量を抑えていたことと、特に朝刊時空腹で配達していたこともあって、
インスリンを打たなくても低血糖状態になっていたんだと思います。
 
 
自分でオチつけてどうする(笑)。
 
 
 
[その6へ]

    • バニラ
    • 2005 11/14 3:43pm

    ボーッとする状態。。。で、脳には異常なかった?(笑)それは良かったですね。
    普通にしてて過剰なインスリンの垂れ流し、もったいな~い!随分身体に無理をさせてるんですね、こういうふうに書いてもらうと良く理解できます。
    2型さんは生活に気を付ければかなり良くなる、くらいの認識しかなくて。。。自分のことばかりじゃなくもっと良く理解したいです。

  1. >>バニラさん
    ともまるの場合は、これまで綴ってきた約4年前の2型、
    これから書く予定のいま治療中の1型(SPIDDM)と両方経験していますから、
    どちらかしか経験のない(普通はそうだろうが)人よりはそれぞれの違いとか辛さとか、
    両方わかるつもりなので、その体験をもとにこれからも更新していきたいと思ってます。
    もちろんDM関係だけぢゃなく、大好きなお酒と料理も、ね。

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